「 故郷はとおきにありて想うもの。 」

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ジィ-ジョ   ●専業主婦(54)

人はある年代になると昔を懐かしむ習性がある様に思います。
私も54歳になって実家の瀬戸内海の島に帰る度に勝手ではありますが悲しい思いをいたします。

子供の頃、あそんだ海はもうありません。
島中ぐるりと埋め立てコンクリ-トの道ばかり。
町議会のけっていか?
町長の決定か?
島起しとして箱物だらけ、本土と橋がついたけど通行料が高く、誰も、若い人は帰ってきません。
県か1の人口減少地だそうですから外を歩いていても知った顔に合う事がありません。
本当にこれでいいのかな?
腰の曲った、杖をついている、おばあさんに合うと友達のお母さんです。
BUT でも島は年寄りだけで介護する娘も息子もナカナカ帰れません。
昭和30年代、島の細い道は人で溢れ、みな笑顔で話しかけ、助け合い、祭りも盆も賑やかで本当は貧しい家が殆どでしたがシヤワセの匂いが溢れた島でした。
進歩ばかりが本当に良いのでしょうか?
IT産業?
私には解りません。
車社会、本当にいいの?
地球は汚染されないの?
近頃、疑問だらけの毎日です。