「ザ・ベンチャーズ最終公演」

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ノーキー  ●会社員 (51) 

気が付いてみたらベンチャーズの最終公演が近づいてきた。
今月の16日が最後となる。
場所はもちろん、ファンなら当然のごとくお分かりのはずである。
中野サンプラザでの最終公演となる。
今年で来日40周年とのことである。
49年にシアトルでギターデュエットとしてデビューしてからは43年。
それにしても40年にわたって日本人に愛されてきた理由は何なのであろうか。
メンバーの入れ替えもあったが、43年の中で考えれば大きな変動は無かったと言ってもいいと思う。
オリジナルメンバーのボブとドンは相変わらず健在である。
彼らはいつものように、当然のように日本にやって来てそして又翌年帰って来ることを約束しながら日本を離れて行く。
全国津々浦々にこれほど名の売れたグループは後にも先にもベンチャーズ以外には出てこないであろう。
公演に来ているファンも親子2代なんてのも見受けられるようになった。
身体を突き刺すような生の音に酔いながら、思い出すのはやはり遠い昔の青春時代のはずである。
全国を駆け巡ったあのテケテケ節が40年経った今も現実のものとしてあること自体が不思議と言えば確かに不思議である。チケットのネット予約も終ってしまったようである。
明日直接電話を入れてみるしかあるまい。
随分前のことだった。
思いついて、最終公演に中野サンプラザまで出かけたことがあった。
まあ一枚と言わず、少しは残っているだろうぐらいの気持ちで行ってみて驚いた。
すでに完売だと言う。
それでもラッキーだったのは、立見席券を手にすることができたのだった。
こんな時期でも残っていることを祈って明日は出社する前にチケットを求めて朝一番の電話に期待することにする。