「 ~深山氏が語る5月のハワイニュース~」

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深山  ●ハワイアンジョイ不動産

5月に入り、シャワーツリーが咲き始め、ドライブや散歩をする人々を楽しませてくれる時期になりました。カピオラニ公園、ダイヤモンドヘッド、カハラ地区は、毎朝沢山の散歩する人やジョギングする人達で賑わっています。ハワイは様々な人種が住んでおり、いろいろな宗教があり、教会やお寺もあります。1903年に建設されたワイアナエ本願寺(浄土真宗)が100周年を迎えました。檀家数は64世帯ですが600年前の親鸞の教えを守っています。素晴らしいことです。日本と違い英語で親鸞の教えを説いています。
イラク戦争中もアメリカ本土からの観光客はキャンセルせずに來布され、ワイキキビーチでハワイを満喫されていました。アメリカ本土からの観光客でワイキキは潤っていますがゴールデンウイーク中の日本からのお客様は戦争とSARSの影響の為、例年より少ないです。私が初めてハワイに来た頃(30年前)のハワイの第一産業は農業(パイナップル、砂糖きびなど)、第二はアメリカ軍事産業、第三が観光でした。現在は観光が主な収入源ですから観光客が減りますと大きな打撃です。観光業の他にコーヒー産業も有名です。特にハワイ島のコナコーヒーが世界的に知られていますが、カウアイ島のコーヒーはあまり知られていません。しかしコーヒー通は、カウアイ島産のコーヒーに、マウイ島産のブラウンシュガーを入れて飲みます。コーヒーの木の寿命は70年~80年ですが、樹齢10年前後の木から収穫されたコーヒーが一番美味しいと云われています。
 不動産の話になりますが、ワイキキでは2ヶ所のモデルルームのオープンハウスが先月の下旬から始まりました。ひとつは、ナイキタウンの山側に建設予定のラニケア・アット・ワイキキで、71,000平方フィート(約2,000坪)の土地に30階建て(2ベッド2バス、各フロアーには4ユニット、総98ユニット)のコンドミニアムです。売り出しは先ずオーナー使用のみです。4万ドルの予約金を入れて買いたい部屋の予約を入れます。4月26日から予約受付が始まりました。良い部屋を確保する為に2日前から順番待ちをしていたお客様もいました。価格は41万ドルからです。もうひとつは、アラモアナショピングセンター寄りでイリカイホテルの側のハレノホナ(旧ホブロンホテル)で、ホテルを改装して55才以上のシニヤ-専用のコンドミニアムにする予定です。1ベッドルームの売り出し価格は$257,200からで、2ベッド2バスは$376,779からです。便利な生活を満喫したいシニヤーの方にピッタリの物件です。オ-ナー及びゲスト達の交流場(レストラン、バー)、ふれあい(ジャクジー、映画館など)が出来るユニークなコンドミニアムです。

最後に、ハワイ州の検疫は厳しいです。昨年から州議会では改正の検討中です。現法(1912年)では120間の検疫期間ですが、1997年に狂犬病のワクチン等をハワイ入国前90日以前に行えば30日間の検疫期間に改正されました。検討中の提案は5日間の検疫期間です。ペットオーナーにはグッドニュースです。今後はペット同伴の観光客が多くなります。犬と散歩される時は散歩用の鎖と袋を忘れずに。ペットと共に御來布をお待ちしています。