「 タイムスリップ 」

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鹿之介

私は野山に咲く自然の花を写真に収めることを趣味にしていますが、昨日ある集落を尋ねて集落への入り口,細い里道の脇で古い小さなお地蔵様に出会いました。
ちょっと手を合わせてから台座にびっしりと着いた苔をはずして刻まれた文字を判読したら 安永元年七月と判りましたがその他の文字はどうしても読めません。
それでもいまから232年も以前にここに住む人があって、このお地蔵様を建立したことは間違いのない事実でしょう
私は200年余りもタイムスリップして暫し昔を偲びました。