気になる不動産投資のメリットとデメリットは?

不動産投資

不動産投資は株やFXなどのハイリスク・ハイリターンの投資とは異なるミドルリスク・ミドルリターンの投資として人気を集めています。
不動産投資に興味があり始めてみたいと思っている方は始めに、不動産投資の特徴について理解を深めておくことが重要です。
ここでは、不動産投資で失敗しないためのメリットとデメリットについて紹介していきます。

 

不動産投資のメリット

不労所得を得ることができる

不動産投資は自分で働く必要がありません。あなたが事故などで働けなくなったとしても毎月固定で家賃収入を得ることが可能です。不動産の経営は管理会社に任せることができるので、サラリーマンなど忙しい方でも安心して不労所得を得ることができます。

また、長年に渡って固定収入として稼いでくれるので年金として使うこともできます。たとえば、家賃が9万円の不動産物件を持っていれば、公的年金に毎月9万円プラスすることが可能です。公的年金+家賃収入を得ることができれば老後の不安も大きく減らすことができ、安心した老後生活を送ることができます。

 

インフレの対策になる

不動産はインフレによる物価上昇にも強いのが特徴です。
物価が上がっても家賃も上がるのでお金と違い目減りすることがなく、土地の価格もインフレと共に上昇するので、不動産自体の価値もインフレにより下がる心配もありません。

日本は緩やかなインフレを進めているため、将来的には家賃はインフレした分だけ上昇し家賃収入の増加が見込めます。
インフレにより土地の価格が上昇すれば売却益も期待することができます。

 

不動産投資で失敗しないためのメリットとデメリット

 

計画的に運用できる

家賃は基本的に固定されていて変動することがありません。
そのため、不動産投資による家賃収入のため毎月決まった額が定期収入となります。
売買による利益が収入となる株やFXなどと異なり、不動産投資は固定収入として予想することができるので将来の計画を立てることができます。

 

節税効果がある

不動産を所有することで発生する諸費用で所得控除が受けられるケースが多いので、節税することができます。

サラリーマンの場合は給与所得が不動産所得と損益通算が可能なので、所得税だけでなく住民税の節税効果もあります。

また、不動産を所有している場合と現金で持っている場合を比べると、不動産を所有している場合のほうが相続税が下がります。そのため、相続税の節税としても有効です。

 

ローンを利用することができる

不動産投資はローンを利用することが出来るので、手持ちの資金が少なく始めることができます。毎月の家賃収入でローンを返済できるので、自分で資金を用意する必要がありません。
また、家賃収入は計画を立てやすく、返済シミュレーションしやすいので、リスクをコントロールできるのがメリットです。

 

死亡保険として利用できる

家族がいる場合は保険料の高い死亡保険に加入している場合は、不動産投資をすることで死亡保険の代わりとして利用できます。
不動産投資でローンを組んだ場合、団体信用生命保険(団信)に加入することになります。
そのため、万が一ローン返済中に亡くなったり言語機能の喪失など高度の障害になっても、残りのローンは保険で賄うこと可能です。

 

不動産投資のデメリット

 

不動産投資のデメリット
入居者がすぐに決まらないことがある

入居者がすぐに決まらない場合、入居者が決まるまで家賃収入が入りません。
そのため、不動産を購入する場合は都心からのアクセスや周辺環境などを考慮し、なるべく入居者が決まらない期間を短くする必要があります。

また、一部の管理会社では入居者の有無に関係なく一定のお金を払ってくれるところもあります。通常の家賃よりも安いので代わりにはなりませんが、入居者が決まらないリスクをある程度軽減することができます。

 

流動性が低い

基本的にいつでも売ることができる株やFXなどと違い、不動産の場合は流動性が低いので売るまでに時間がかかることがあります。都心など人気があるエリアの不動産だと買い手がつきやすくなります。

一方で流動性が低いことがメリットになることもあります。
不動産の買い手に回った場合、流動性が低いためすぐに売りたい家主などは安値で提供する場合があります。
流動性の低さを逆手にとってお得な物件を探すのも一つの方法です。

 

天災のリスクがある

火事や地震、台風などで不動産に被害が出る場合があります。火事や地震、台風などはいつどこで起こるか予想することができません。天災は避けることが困難なので、火災保険や地震保険などに加入し天災のリスクを考慮しておく必要があります。特に日本は地震大国なので地震保険には加入しておくと安心です。

 

建物の老朽化

築年数が上がるにつれて、建物の老朽化は避けて通れません。メンテナンスを怠ると入居者の減少にもつながるので、定期的なメンテナンスを心がけ常に良い状態に保つことで入居者の減少を減らすことができます。
長期修繕計画を作っておくことも重要です。

 

不動産投資はローンを利用することが出来る

 

まとめ

不動産投資のメリットとデメリットについて紹介しました。
不動産投資は不労所得として活用できるなど魅力的なメリットが多数ある投資です。メリットとデメリットをしっかりと理解した上で不動産投資を始めてみてください。

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