老兵は去るべし

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 プロ野球維新団   会社員 (41)

球界もおわりやね。
近鉄の中村ノリ選手の発言だと言う。
この言葉をとらえてどうこう言うつもりはない。
ただ、それに関連して、先日の巨人オーナーの発言を思い出すと、何だかそれもありかと寂しい気持ちになる。
「たかが選手。」
「(ストライキ)どうぞ、やったらいい。」
見識のある人の口にする言葉ではない。
まあ、見識のない人には期待するのも可笑しいが。
何だか寂しい気持ちになってくる。
あのオーナーからは、ファンという言葉など出て来るはずもないとあきらめの気持ちになる。
それはそうだろ、たかが選手としか言えないような人なのだから。
それにしても、選手とファンを無視してあの人は何を根拠にあんなに強気になれるのだろうか、不思議である。
巨人は永久に不滅です、なんて言った人もいたが、それも今では昔のよき時代のこと。
巨人戦にしてもスタンドの空席がかなり目立つ時代になり、今では巨人に代わって阪神戦の方が客の入りも良くなって来ている。
奢る平家は久しからず、色んな意味で歴史から学ぶことは多そうである。
70周年の今年を、プロ野球界維新の始まりの年にできるかどうか、そのためには門戸を大きく開き各方面からの熱い思いを受け止めることのできる真(新)のリーダーの出現が待ったなしに必要に思う。
昔のよき時代、プロ野球選手は子供たちの憧れの存在だった。
それがなくなった時、あとに何が残ると言うのであろうか。
ある国の偉大な指導者も晩年は大陸全土に老害を撒き散らしたと言う歴史の事実がある、当然比較にはなる由もないが。
思いは色々広がっていくばかりである。