丸選手が巨人へ移籍ー3連覇とセ界のトップをひた走るカープ、忘れていた悔しさを思い出す。

プロ野球

団塊の世代のみなさん、そうではないみなさん、こんにちは”アキラ”です。

丸選手のFA宣・移籍

丸選手のFA宣言を受けて私たちが考えたこと、地元のロッテに行くならやむを得ないと。

逆を言えば、読売など口にもしたくない心境だった。

ただ、30日が近づくにつれて気持ちは重くなるばかりだ。

お金のことを言えば、読売には勝てない。

29歳の丸選手に限らず、5年30億円はどういう数字なのだろう。

想像がつかない。

丸選手の移籍で思い出すこと

今回の丸選手の移籍で思い出すことがある。

現カープ東出コーチの、結果的に残留となった、当時の東出選手の発言の数々である。

記者のインタビューに対して発した言葉がある。

東出選手

首になる恐怖の中で長年プレーして来て勝ち取ったFAの権利だと、東出選手は話した。

カープと言うチームは好きですよ、広島と言う街も田舎者の僕にとっては住みやすいと思いますよ。

我々にとってお金以外に何があるんですか?逆に私(東出選手)が聞きたいくらいですよ。

それに対し、記者は、「チームに対する愛」と言うものが。

東出選手は、「そのチームに僕(東出選手)は捨てられようとしたんですよ。」

誰だって、優勝したいですよ。

でも、他のチームに行って優勝したって本当にそれで満足しますかね。

価値があるのは、このチーム(カープ)で優勝することじゃないですか。

球団には悪いけど、他のチームに比べたら、このチームは確かに恵まれていないですよ。

このチームで優勝することは他のチームで優勝するより価値がある

だからこそ、このチームで優勝することは他のチームで優勝するより価値があるんですよ。

金額のことを言えば、このチームは勝てない。

でも、だからこそと誠意を持って話をしてくれた。

などなど、そう言って東出選手は宣言しないでのカープ残留を選んだ。

緒方監督

そう言えば現緒方監督もそうだった。

当時巨人の長嶋さんが惚れ込んだ選手、緒方選手。

その長嶋発言を記者たちが緒方選手に伝え、感想を求めると、

会社(球団)に対して失礼

「それは、会社(球団)に対して失礼なことです。」
と答えたのだ。

丸選手が巨人へ移籍

丸選手の移籍による補償

それにしても、広島からたくさんの人が他球団へ移籍して行った。

丸選手の抜けた穴を埋めることは出来ないにしても残った選手にはチャンス到来である。

一岡選手と同じように、丸選手の補償に是非これはと言う選手を獲得して欲しい。

また一人、一岡選手と同じように、読売でくすぶっている選手に日の目が当たるチャンスでもある。

ちなみに、今年の交渉で一岡選手は2,400万円増の7,700万円に年俸を上げたと聞く。

もしあのまま、読売にいれば名前を覚えられることもなく静かに現役を引退していくだけの選手だったかも知れない。

人の人生とは予想もつかない途をたどって行くものである。

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