「サンタの贈り物」

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ドクター ●会社員 (46) 

あまりに昔のことで、はっきりとは覚えていない。

クリスマスの朝長靴に入ったサンタのプレゼントが枕元においてあるのを見つけた時の喜び。

それからかなりの時間が過ぎてのこと。
子供が小さい頃、今度は自分がサンタの役割を演じていた。

あれからクリスマスと言ってもいつも何か仕事ばかりでゆっくりしたことはなかった。

クリスマスにしろ何にしろ少しは童心にかえる時間を持つことも必要だなと思いながらクリスマス特番のテレビに見入っていた。