「言葉の遊び」

佐々木 ●会社員 (43)

だいぶ前のことにはなるが、昔、よく電話で言葉の遊びに付き合ってくれた子がいた。

一つの言葉を採り上げては、それが連想ゲームのように次から次へと話が広がって行く。

時にはその言葉の語源について、二人で思いつくまま勝手な説明を施して行く。

そんな訳だから、話は止めどもなく続くのである。
確か3分10円の時代である。
1時間話していても料金は200円、出掛けて行って、お茶飲むより安いよね、そんなことを言いながら、話は「日付変更線」をゆうに超えて行った。

そのまま終われば確かに安くつく筈であったが、その内、どちらからともなくちょっと会おうか、と言うことになり、結局のところタクシーのお世話になることに。

安くあげるのも結構難しいものであった。