山根青眠 ●会社経営 (52)
山根:どうも、お久しぶりです。
マスター:久しぶり。
以下 山根:ヤ マスター:マ
ヤ:まだ、暑いですね。
マ:うん。夏は”ふぐ”出せないから、常連の足の運びも鈍るね。山根さんみたくね。
ヤ:マスター。きびしいなぁ~。
マ:じゃぁ、違うっていえる。
ヤ:・・・・。ごめんなさい。ただ、もうすぐ、”ふぐ”始まりますね。
”走りふぐ”は、九月終わりくらいですか。
マ:遅くとも10月からは始まるね。
ここで、今までこなかった常連が顔を出し始めるんだよ。
ヤ:マスター。その話し方には”とげ”があるから、もう、よしましょう。
マ:ただ、今年の夏は、あぁ、まだ終わっていないけど、結構、食材にこだわっ
て原価ぎりぎりでやったから、結構、店が埋まったね。
ヤ:そうですね。手長えび、うなぎ、松茸、伊勢海老、ふかひれ、きんき・・・・が
コース料理(4,800円)で楽しめますからね。
ヤ:ところで、そろそろ始まる”ふぐ”話しでもしますか?
マ:そうだね。ただ、山根さん。安い!というのは売りではないからね。
ふく司では、とらふぐコースを昨年5,800円で出したけど、あくまでも味のわか
る人に食べてもらう。これが前提だから。
ヤ:そうですね。味にこだわる人に来てもらう。
味のわかる人だけが店にのこる。
それが、板場に向かうマスターの願いですね。
そろそろ、この辺にして、また、来月、こさせていただきます。
マ:そうそう、ぜんぜん話しが変わるんだけど、前、ホームページを見てきたお
客さんが先付けを食べるなり、
「ここの先付けは、美味しい」
「今、こんなにうまい先付けを出す店はないね」
って言ってくれたんだよ。
嬉しかったねぇ~。